ハードウェアのAppleとソフトウェアのNeXTでそれぞれ10年経験を終えたからこそiPhoneが産まれたのではないかと感じさせる、貴重なインタビュー映像『スティーブジョブズ 失われたインタビュー 1995』

 
 
Netflixでこちら『スティーブジョブズ 失われたインタビュー 1995』の60分強のフルインタビュー映像を見ました。
 
当時のこのインタビューの後日、マスターテープが紛失していたようですが、この映像作成・公開3日前にコピーのテープが見つかったようで、こちらはそれが公開されたものになります。
 
ジョブズAppleを追い出されて10年になり、NEXTにいる時のインタビュー。
彼はこの1年半後Appleへ戻りました。
 
そんな狭間で何を見て、考え、信じていたのか。
 
伝記ではわからない、生のスティーブ・ジョブズの表情、声から多様な知見を伺えます。
 
以下はその話題の内容をおおまかにメモしたものになります。
 
***
 
最初のコンピュータに触れたきっかけは10-11歳ごろでNASAにて
昔はコンピュータといえばただの箱みたいなイメージだった
コンピュータで自分の書いたプログラムが意図した通りに動作することに感動を覚えた
 
12歳
「部品を求めてのそのベルの社長への直の20分間の電話は人生で忘れられない経験になった」
ベル社は人材を大事にしていた
朝10時のドーナツとコーヒーのカート
会社のコンピュータ9100を何時間も使ってプログラム書いていた
 
15-6歳
ブルーボックスの開発、無料電話の仕組みはスタンフォードの科学センターの図書館の最も奥の棚で見つけた
AT&T社の仕様書だった、それは
その通信の仕様は過ちとして人間の声と同じ周波数に設定されていた
それをハックした
世界中にかけられる、当時世界一の仕組みだった
 
この数十億ドルの価値をもつ何かをなにも知識を持たない自分ら若者らが作れるんだという経験はその後、Appleの立ち上げにとても影響を与えた
 
友だちに売ってた基盤は、身の回りのもの、車とかを売ってお金を作って、その基盤設計を人にやってもらった
 
基盤をいじれるハードウェア好きの1人に対しプログラムは触れるソフトウェア派が1000人はいた
昔の自分もそこからだった
 
そこから最初から作りたてのコンピュータを販売することに
 
プログラミングはリベラルアーツ、教養だ
米国民全員、考える方法を学ぶために一年はプログラミングを学ぶべきだ
 
「人間を捨てた男」と言われた
 
「君のお金でなく、君がほしい」
対等な関係を求めた
当時彼はインテルを30歳ごろでストックオプション売却で数億円を得て出て、家で1日中石油とかに投資していた。なんかやりたがってたのかもしれない。
 
結局彼に投資もしてもらってApple ニの開発に必要だった数千万円も集まった
その後数ヶ月後して出展でその会場で最も注目を集めディーラーが殺到した
 
そこから年々で10倍ごとに資産は増えてった
 
大事なのは金よりも会社だった
確かに金があればすぐには利益が上がらない事業にも投資できたりするけど
株も売らなかった 会社の成功を信じてた
 
経営
ビジネスの世界では物事が深く考えられていない。
慣例を疑い臆せず質問を続け判断し働いていればビジネスの心得は特段の教育を受けなくても身につく。
工場での標準原価という実際に原価が測定できないがゆえにあいまいに数字を決めてしまっている話 情報システムに問題があること
なぜそうするのか、そう決まっているから、という言い伝えにビジネスの多くの物事が縛られている
 
市場の独占に貢献したマーケや営業が上役、経営にいくことが多いが
そもそも良い製品、研究者らの技術がないとそこまでは辿りつけないのではないか
 
AppleGUI構想を取り入れた製品づくりにおいて、一度成功を経験してプロセス重視な考えで内容を軽視していた元ヒューレットパッカードの引き抜き社員らが厄介だった
マウスの価格、工程期間などの想定の誤り
 
リサの失敗は数ヶ月は引きずっていた
でも今このGUIをどうにか活用しないとAppleはやばいと思い天命を負ったかのように動き出した
 
石や水、砂とぶつかって音を出しながら研磨されて美しくなる石は、よいチームの象徴のようなものだ(詩的だな
Aクラスの人材を集めること 5人
そうすると勝手にレベルは維持される 下げたくないから
MACはチームでの成果
 
他の業界では平均と最高でもいって2倍、だいたい2-3割しか変わらないが
ソフトウェア・ハードウェアの世界は平均と最高のもので1000倍違うこともある
 
私は自分が正しいかにこだわらない
成功すれば何でもいい
反対の証拠を見たときは180度意見を変える
実際私はよく間違うが最後の決断が正しければよい
*終わりよければ全て良し
 
DTPが到来することは予測していた
ジョブズは自分たちよりも上のソフトウェアを作っている元パロアルト研究者らの人たちに「ソフトウェア会社を作れよ」と言った。
それで設立されたアドビに2割出資した
 
1985年の追放
ジョンスカリーとの件
ただ人選を間違った
 
1984年の不況
リーダーシップの不在
問題の凝縮
取締役会の不安視
スカリーの自身の保身
 
今思うにまだ30歳だし20億ドルの企業を率いる、組織をまとめあげる能力はなかっただろう
 
今のAppleは地面へ墜落しようとしている
10年前に比べ2割しか前進していない、5億ほど研究開発に投資されているはずなのに
10年かけてマイクロソフトは追いついた
 
会社の成功は彼らの努力 チャンスをつかんだこと
私は製品によく思っていない
オリジナルがない
製品に魂が感じられない
顧客も魂を求めていない
マクドナルドみたいなものだ
これでは人類は進歩しない
 
ソフトウェアが世界を動かす力になってきた
 
10年後の未来はどうなっていると思う?
開発中の技術におけるビジョンは?
 
インターネットとウェブ
名もなき小さな会社が大きくなれる
ウェブがコンピュータのソーシャルの地位、社会的地位を獲得する
*Facebookの登場を全然予見している すごいな
 
方向を見極めるには?
正しい方向はセンスがあればわかる
 
人類が生み出してきたこれまでの素晴らしいものに触れ自分のやっていることに取りいれることだ
 
MACが素晴らしい製品になった一つの理由はコンピュータ科学で屈指の知識をもつ専門家が、音楽や詩、芸術、動物、歴史の知識も持ち合わせていたことだ
 
そういう人らが作り上げる行為は非常に文化的な行為だった(リベラルアーツ
空気感というか
文化的な姿勢で開発に取り組んだ
視野が狭いとそうはいかないだろう
 
私はオタクかヒッピーの2択ならヒッピーだ
ソロー
インドの神秘学者
 
コンピュータを作ることを目的と思っていない
誰かに何かを伝えたいと思ったときに最も有効なのがコンピュータ
その道具としてつくっている
 
***
 
このインタビューのその後に、ハードとソフト両者を統合するiTunesiPhoneというデバイス、プラットフォームを生み出していること。
を考えると、ハードウェアのAppleから一度飛ばされてソフトウェアのNEXTでの経験や、そこから客観的に市況を見る機会があったからこそ、両者を統合するiPhoneが生まれた部分もあるのかもしれない。
もし飛ばされていなかったらAppleでハードウェアに集中しすぎていてソフトウェアの時流を見逃していたのかもしれない。
現在からこの過去を振り返って見ると、そうも捉えうる、ちょうど狭間のいい時期のインタビューでした。
広い視野を持つリベラルアーツ、それを美のために統合することの重要性。をより一層感じた。
MacトラックパッドiPhoneのタッチスクリーンのさわり心地、心地よさは、人間工学もとい、動物・生物学への理解がないと生まれないと個人的に思った。)
 
まずは人類の歴史、良き遺産に触れ、センスを磨いていきます。
 
#SteveJobs

随所でエモさがにじみ出ている、Airbnbのメッセージ

Airbnb の "Belong Anywhere" .
 
たった2語のシンプル極まりない言葉ながら、ほんとにいい理想の表現だなぁと感じるこの頃です。

以下はAirbnbに関して目にした言葉やビジュアルへの感想ツイートです。

 

・ " どこでも居場所がある - Belong AnyWhere "

 

* こちらのツイートの写真・画像は

当動画 ( Airbnb / Belong Anywhere on Vimeo )

の中より取得したものです。

 

このビジュアルメッセージは本当に秀逸。タッチがピクサーっぽいけど、コラボで作ったりしたのかな。 

 

・逆接を効果的に使うキャッチコピー

それな って感じです。

 

・米トランプ大統領がサインした中東・アフリカ7カ国出身者の米国入国を制限する大統領令を受けてのAribnbのステートメントについて

*上のツイートは代表ブライアンチェスキーの下記のツイートを意訳したものをRTしています。 

人類愛を感じます。 

 

Airbnb利用の宿泊者数推移:

初期から伸び率は落ちているも、ここ5年は倍々成長を維持し続けている模様です。

"
Happy New Year to the 2 million people staying in an Airbnb tonight around the world. We have come a long way from 2009.
'16: 2 million+
'15: 1.1 million
'14: 540,000
'13: 250,000
'12: 108,000
'11: 31,000
'10: 6,000
'09: 1,400
"
- ブライアンチェスキー本人のFacebookでの投稿 2017/01/01付

 

自分もこんなコピーや言葉が綴れるように、色々な詩や文学、サービスの文言に触れて、研鑽を積もうと思います。

 

企業経営理論の第一人者が書く、人生経営の本『イノベーション・オブ・ライフ』

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本著「イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ」は 著者クリステンセンが当時在籍していたエリート大学のハーバードビジネススクールでの自身の友人らが卒業したのちの良くも悪くもそれぞれ異なる顛末を見ていて考察された、人生における「仕事」「家族」「善悪」等、主要なジレンマへの行動の指南を書いています。

 

イノベーションのジレンマ』の「個人」版とも言える著書になっています。

 

以下は、章ごとなどで抜粋した読書メモになります。

 

*

 

・第1講 羽があるからといって

理論の力
経験をせずとも、未来を予測できるようになる
ex. 処女作「イノベーションのジレンマ」のインテルの戦略、米軍のテロリズム対策、両方への応用
 
飛行
翼と腕は相関
本当の因果は揚力 ベルヌーイの定理
 
過去のみを調べるのはバックミラーしか見ないで運転するようなもの
 

◯第1部 幸せなキャリアを歩む

妥協は心を蝕む
 
企業の戦略は個人の戦略とも通ずる、どちらにも意図があるから
 
計画と創発にはそれぞれ適した時期と場所がある
戦略は持続的にサイクルで作られる
 
 ・第2講 私たちを動かすもの
 
動機付け
 
会社では研究員であり、家庭では妻であり母であるダイアナの仕事終わり帰宅時の2パターンの想像
 
誘因(インセンティブ)と動機付け(モチベーション)は違う
 
-インセンティブ理論 ジェンセンとメックリング 経済学者
「なぜ経営者は株主の利益に沿う行動をしないことがあるのか」
→株価上昇が経営者の報酬増につながればよい
この場合のアノマリー(理論では説明できない事象):NPO等で報酬が少なくとも精力的に働く人
 
-動機づけ理論 ハーズバーグ
衛生要因(報酬含む)と動機づけ要因
 
★「仕事に不満がある」の反対は「仕事に満足している」ではなく「仕事に不満がない」だ。
満足と不満足は連続する指標ではない それぞれ別のもの
 
例:快適な職場や良好な社内関係、家族を養える給料があるからといって、仕事を"本心から"好きになるわけではない。嫌いにならないだけ。
 
動機づけは"本心から"何かをしたいと人に思わせること
 成長・評価・責任・やりがい
動機づけは仕事そのものに内在している
例:家の庭で子どもと試行錯誤で高い達成感のもとプレイハウスを作っていたが、完成しても遊ばなかった話
→子どもは家を手に入れたかったわけでなく建てたかった
→結果でなくプロセスに動機づけが内在していた一例
 
HBSの生徒の進路の話:
入学時
「起業や慈善事業など、意義あることをやりたい」
卒業時
「ローンを返すための2年だけ給料重視で働いたら、その後は自分の好きなことやるさ」
収入重視
2年後「あと1年…」「ほかに何をすればいいかわからない」
そのうち「仕事が嫌になってきた」
?:身動きがとれない(給料に見合った贅沢なライフスタイルを送っていて、今更は変えがたいから)
>
★お金が不幸の根本原因ではない
ダメなのはお金が、お金だけが最優先になってしまうこと
≒報酬を含む衛生要因が既に満たされているのに、(欲張って)更に多くのお金を得ること”だけ”が目的になってしまうこと
 
動機づけ要因は時間を経ても変わらない。ゆえに、指針にできる。
 
 

・第3講 計算と幸運のバランス

創発的戦略と意図的戦略
 
事例:
-ホンダ 対ハーレー戦略→オイル漏れ損害→社員らでカブでドライブ→ディーラーに認知され卸が決定
-ウォルマート
 
戦略は予期された機会と予期されない機会が組み合わさって生まれる
問題をじっと考えていれば、いつか答えがひらめくものではない
 
自分のキャリアでこれという仕事がまだ見つかっていない状況で人生の向かう先がはっきり見えるのをただ漫然と待っているのは時間の無駄だとわかる
考えがまとまらないうちは人生の窓を開け放しておこう
状況に応じ、衛生要因を満たしつつ、動機付け要因を与えてくれる仕事が見つかるはずだ
 
発見志向計画法 DDF法
アイディア、プロジェクトの計画実現の基盤となる「仮定」のリストアップと優先付
例:ディズニーランドのパリ開園(前提、仮定の誤りによる失敗例)
 
*仕事レベルの話
人生、世界のビジョン ミッションレベルはどう戦略を立てるのか
  

・第4講 口で言ってるだけでは戦略にならない

成功の誤った尺度
携帯型超音波診断装置開発のソノサイトの営業らが、今後の売れ筋の小型製品を説明するようにという代表の忠告を現在の歩合制の給与体系からその利ざやの低さと手間により無視し、既存商品しか説明しない話
 
達成動機が高い人が陥りがちな苦境:
ボーナスや仕事の成果など今すぐ見返りが得られるものを優先してしまい
家族や子どもなど長い時間をかけないと見返りが得られないものを後回しにしてしまうこと。
 
後で戻れると思っていった道が実は袋小路だった
 

◆第2部 幸せな関係を築く

・第5講 時を刻み続ける時計

新規事業の初期段階
どういう戦略が当たるかわからない
「成長は気長に、利益は性急に」
>
利益が出て戦略が見つかる
「成長は性急に、利益は気長に」
 
from 最終的に成功した企業の93%は当初の戦略を断念してた(≒断念し、次の戦略へ切り替える資金的余裕があった)
『新規事業の起源と進化』
 
・将来の幸せに投資する
好例 映画『素晴らしき哉、人生!』のジョージベイリー
 
失職、離婚、闘病時にそばにいてくれる人がいない辛さ
 
・人生の投資を後回しにするリスク
 
生後1年で声をかけられた言葉、単語の数はその後の語彙や読解の成績に強く相関
 
余計なおしゃべり
「もし〜〜だったら」「覚えてる?」「どっちがいいかな?」
思ったこと、子どもがしてること、しようとしてること、身の回りについてあれこれ話す
 

・第6講 そのミルクシェイクは何のために雇ったのか?

ターゲット、人でなく「用事」(どういう時?)に着目する。
 
ミルクシェイク
朝の長い通勤時間の手持ちぶさたを解消したい時→フルーツ入りでより腹持ちを
ねだる子どもに父親の優しさを見せたい時→半分サイズで手早く
 
モンゴルは夏、冬は気温、特に春は砂嵐がきつい
 

・第7講 子どもたちをテセウスの船に乗せる

 
習いごとを通わせ過ぎて自分で選んで困難を乗り越える経験がなく後で折れやすい人になる問題
≒デルのアウトソーシングで企業力が落ちた問題
 

◆ 第3部 罪人にならない

・第10講 この一度だけ

 2010年に破産したブロックバスターとDVD郵送のネットフリックス
赤字価格で借りれるけど延滞したら金出るか、最初から全部与えてたくさん見られたら損するけど見る見ないに問わず年月すぎたら自動引き落としされるかの違い。時間制限、儲けてる金、キャッシュポイントは一緒。アプローチが異なるだけ。
 
・終講
 
目的: 自画像(自分で描く、目指すもの)、献身(行動が必要)、尺度(進捗を知り、一貫性を保つもの)
 
目的がない企業にとってどんな経営理論も価値がない
 
目的はいつのまにかにあらわれない 運任せにしてもいけない 届けられるものでもない
目的は明確な意図をもって構想、選択し、追求するもの
 
全体像をとらえるには集計の必要がある。
しかし神は功績の評価に集計や統計などいらない。ただ一つ、個人、への手助け、何をしたか、だ。
 
大学教授にとっての表現性失語症の辛さ
 
"じっくり時間をかけて人生の目的を考えれば、あとから振り返ったとき、それが人生で学んだ最も大切なことだったと必ず思うはずだ"

 

*

 

 

・仕事をする大きく2つの理由:
衛生要因(給料)と動機付け要因(意義=成長、評価、責任)がある。
仕事の充実感は親密な人との関わりによる幸せとは比較にならない。
 
・2つの人生の戦略:
人生の戦略には、
意図的戦略(そこへいくための仮説がどれだけ正しいかを検証、検討すること)と、
創発的戦略(意図的だけに偏らない、柔軟でいること)
がある。 
 
・人生の目的から:
"目的を構想、決定、管理した後に創発的態度へ"
★終講でこの目的を持つことが何より重要だと述べられてる
 
その目的に必要な、3つの柱:
-最終的になる「自画像」イメージ、それを描くこと
-そのための資源、時間の投資による「献身」、それを信じる・貫くこと
-自分が人生を全うできたと思える正しい独自の「モノサシ」、それを持つこと

 

現在はこの、目的を時間をかけて構想しているところです。

早く見い出して、人生を前進していきます。

 

 

亡くなったご先祖様が帰ってくるお盆に詠んだ詩《 死ぬということ 》

 
《 死 》という詩
 
*
 
 
《 死ぬということ 》
 
死ぬということ
寿命があるということ
いつかは訪れるということ
突然訪れるものでもあること
 
死ぬということ
心臓が止まるということ
身体が冷たくなるということ
目を閉じるということ
灰になるということ
お墓に入るということ
自然に還ること
 
死んだということ
それは
手を握り看取ること
故人の生前を語ること
お手を合わせ追悼すること
そして
あなたの記憶に残ること
 
死んだということ
逝くということ
地獄か天国にゆくということ
あの世の待ち人に会えるということ
お盆に帰る仏壇があるということ
先祖として魂は残るということ
あなたの居場所はずっとあること
 
死ぬということ
それは
怖れ
悔い
諦め
を受け入れ
引き継ぐということ
そして
大切なものに気づくこと
ありがとうと言うこと
 
これから死ぬということ
いま生きているということ
死があるから生は輝く
 
あなたの胸の鼓動
いのちということ

 

*

 

今日2017/09/05は旧暦で沖縄はお盆ということにちなんで、
逆の「死」について思いを馳せながら、
最近気になっている詩というものを下手っぴながら詠んでみました。
 
縁起が悪いと通常言われている「四」で編んだ、400字40行。
 
さっき祖父母の家で時間を余したのでやってみたが、
情感まだ足らず何だか即物的でやっぱり偉人は凄いなと。
 
ひ孫やご先祖さんも集った親戚一同を傍目に、
人の命を見つめるいい機会だなと思いました。
また来年にでも見返してみます。
 
*
 

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- お盆の時の沖縄の仏壇

 

 

*これを詠む動機づけになったもの:

 

・「死」の美しき表現を追求する、世界一の長者アーティスト ダミアン・ハースト

jian92fs.hatenablog.com

 

・享年24歳ポエトリーラップの天才、不可思議/Wonderboy の「生きる」

www.youtube.com

Netflixオリジナルの火星と地球の遠距離青春恋愛を描いたロードムービー混じりのSF映画『The Space Between Us / キミとボクの距離』

 
『原題:The Space Between Us / 邦題:キミとボクの距離』
 
予告動画:

 
【感想ツイート】

 
【視聴メモ】
 
「地球で一番好きなものはなに?」
恐怖の先に勇気があるのです
火星の重力は地球の1/3
→骨が弱く育つ、地球での生活に比べて
信じられない話でもウソではない話はある
地球と火星でのオンラインチャット(履歴監視されてる、取られてる
地球と火星の往復
火星にコロニーの名前:イーストテキサス
火星で死んだ母サラの遺灰は地球の太平洋へ
家に備え付けのVR利用宇宙飛行訓練スペース
個人自家用車の自動運転
荷積みトラックでの脱出
ロケット/ドック→トラック→バス→バイク→小型飛行機→自動車 盗んだ車*3回
(ロードムービー 逃避行とそれを追う社長と母代理
雨に打たれて喜び騒ぐ
グラスをかけて景色がカラフルという
馬に仰天する
ガードナー
普通の人は相手に伝えたいこと、思ったことは口に出さない 怖いから
〜〜とは言わないけれど
ガードナー運転中に片手でタルサの脚に触れて「両手はハンドルに?」→タルサ「別にいい」
血液中のトロポニンが高レベルで筋力が弱いと、心臓肥大を起こす
(地球の気圧や重力に耐えられず)
身体検査をほぼで済まそうとしていたNASA
なんで20秒前よりも綺麗なの?
感情がなかった自分
水の冷たさ
火の暖かさ
風の肌触り
何より君への想い
君が僕を人間にしてくれる
-ニューメキシコへ向かいすがらの荒野での野宿で寝袋の中に入る、裸2人の星空の下での夜のひと時
原住民語で愛とほられた木彫りのペアリング
今までで一番の場所だ
-母のヴァーチャルツアーで見ていた、父のいるカリフォルニアの海沿いへ
生まれる場所は選べなかったけど、死ぬ場所は選べる
社長は水頭症で宇宙へ行けない
母サラは恐れ知らずで優しい 火星へ行った
社長がガードナーの父だった
息子の生を本気で案じていたからこそ隔離していた部分も。画面の中の2次元だと"対処"しきれていたけど。
血圧低下のガードナーをスペースシャトル水頭症で倒れるリスクのある父が操縦を代わり高度を上げて大気圏を超えて宇宙空間へ行き、ガードナー安定に
火星でも地球でもない、間の空間
離れ離れを決意し、全身を宙に浮かべ手をつなぎあう2人はキスを
→原題『THE SPACE between US』の象徴のシーン
一緒にいて最高だった
なんて絶対に言わない
-ガードナーのタルサへの別れ際の言葉
タルサが引き取られてNASAで斜面ランを訓練するシーン
(ガードナーへ会いに行く)
地球の人は火星に憧れ、火星の人は地球に憧れる
故郷はいいものだ
by 火星の地に立ち父と肩を組み合う、火星生まれのガードナー
 
*
移動 自由の追求(逃避
人に会いに 唯一の知人/友人に会いに 父に会いに アイデンティティを求めて
善悪、正しさの判断
やっぱり「孤立の回避、ルーツやアイデンティティ、土地や人へのつながりの探求」とそのための自由の追求
 
.
 
【本映画を見ての一番の疑問】
・もし火星で生まれた人と地球人の子どもができたらどうなるんだろう?
どちらの環境にも対応できなくなる、もしくはできるのかな
できるとなった場合、気圧や重力への対応、身体のつくり等はどうなっているんだろ
それぞれの土地で頑張って訓練や手術、処方を受ければ身体は馴染めるのかな
先天的なものをどれだけ後天的に克服できるのか

辞書編纂という珍しい世界から日本の良さを煮込んだ名作邦画『舟を編む』

予告動画:
 
【視聴しての感想メモ】
 
日本語。和食。木造。わびさび。
日本のよさが煮込まれた、名作邦画。
 
大学院で言語学を専攻し膨大な本に囲まれた家で生活するほど言葉が好きでありながら人に気持ちを伝えることが苦手で向かない営業職から、縁あって辞書編纂部へ移動配属された主人公のはじめさんが、
10年余りを経て今を生きる辞書、言葉の海を渡り抜く舟「大渡海」を、部の方々やかぐやさんなど幾人かの方との関わりの中で編みながら作り上げていく様を描いた、
穏やかな情熱のこもった人間物語。
 
達筆で読めない手紙。
と、
口から出る「好きです」のひと言。
 
 
こい【恋】
 
ある人を好きになってしまい、
寝ても覚めてもその人が頭から離れず、
他のことが手につかなくなり、
身悶えしたくなるような心の状態。
 
成就すれば、天にも昇る気持ちになる。
 
-映画中でまじめさん(松田修平)とかぐやさん(宮崎あおい)の両思いシーン後に流れた、恋の定義より
 

 

言葉の意味を理解したいというのは、人とよりつながりたいという人間の根本的な願望から。
言葉、そして本来わからない他者との人間関係に対して、背筋が伸び凛とした態度でありたくなりました。
 
情感溢れる、素敵な一本です。
 
.
 
公式サイト:

既に市場トップを走る競合に対してどのように「逆手」を打つか?-『逆転の競争戦略―競合企業の強みを弱みに変えるフレームワーク』

『逆転の競争戦略―競合企業の強みを弱みに変えるフレームワーク』

 

著者は早稲田大学ビジネススクール教授の山田 英夫氏で競争戦略が専門です。 

第3版2007年出版から、競争戦略の具体例をいくつか抜粋したものを以下に掲載します。(事例は2版から1/3が変わっているようです。)

 

各具体例

男性向けのリポビタンD

>女性向けのチョコラBB
「疲れていると、可愛くないぞ」

卸のあるコクヨ

>卸のないアスクル

松下電機

>ネット通販の伸びは魅かれるけどお世話になってきた実店舗を大切にしないといけないジレンマ

無料カード普及化

>高級カードのアメックスの事業拡大への足かせ

電通のコミッション料金制度

>外資のフィー制度への圧力を受けての博報堂の潜在力

テニスラケットメーカーのトレンドの変遷

ウッドのカワサキ
>
初心者でも返せるデカラケのプリンス
>
強度のあるカーボンのヨネックス(創業時は漁業用のウキのメーカー)

スポーツシューズ

スポーツシューズのカジュアル化に伴い、リーボックは皮を使い履き心地をよくしてシェアを伸ばしていた。

他方、アシックスはその皮ではスポーツ用途では強度に不安があるとのことで、皮の採用が見送られ、シェア獲得に差が出た。

各メーカーによりビジネスモデルの異なったデジカメ市場

ソニーはデータ編集によるメモリーやPC購入狙い
キャノンは印刷によるプリンタやインク購入狙い
富士フィルムは現像による現像所利用狙い

 

概要

リーダーを脅かす3つの敵

挑戦者-同業
侵入者-他業
破壊者-代替
*ポーターの提唱したファイブフォースに近い

リーダー転落の3つのトリガー

非連続的技術革新
ユーザーニーズの変化
法律・制度の変更

業界という言葉の現在の弱さ:

・業界の概念が意味を持つのは金融や医薬品など一部の業界
・カメラといってもオリンパスニコン・キャノンはそれぞれの強みの領域を確保しようとしている
・業界とは過去の区分を意味する、リクルートやサンリオは元々既存業界のない企業

ユーザーニーズについて

携帯電話>デジカメ、腕時計のニーズ
健康志向>スポーツvs医薬品

"保険は確率だからビジネスになるのであり、それが確実になったらビジネスではなくなる"